まち針

針山(針刺し? ピンクッション?)、もちろん持っています。

が、

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縫い物をしていると、こうなりますw
ちゃんとした方はなさらないです。高級なお洋服をお召しの方もできませんね。
私はいつもお安いパーカなんぞ着ていますから、これが定番化しちゃってます。
作業を終える時はもちろんピンクッションに収めますが、ミシンかけをしていて外したものをちょっと刺すのにはこの方が便利。なのです。
腕に付ける針山もありますよね、プロの方は着けておられる。そこまでは、本格的でないしなぁ…。

今はウクレレカバー、オーバーオールの肩紐補強、これが終わったら、バッグの修正、バッグインポケット制作。です。あと音楽劇の文言。ボイラー耳鳴は小さいけれどまだ聴こえています。



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by tsunojirushi | 2017-03-29 18:22 | 縫いもの・拵えもの | Comments(0)

低音障害型感音難聴

これについては書いておきたいのです。私が何だかわからずに苦しんだから一つの情報として。
基本的に原因ははっきりしていない病気だと思います。聴力が「低音の部分を中心に」下がる病気です。メニエール的めまいとも関わっていて、人によってはめまいを伴うこともあるようです。私の場合めまい単体を先に体験しました。そこから一年経って難聴が来ました。

症状で自覚できるものは、
●まず「低音の耳鳴り」です。わたしはボイラーと呼びました。「ボーーー」という低い音が聞こえます。悪化するとボリュームMaxに。
●男性の声が割れたりひずんだりします。電話の相手でも同様です。男性の方が女性より周波数が低いことが多いせいです。
●ピアノの音に顕著ですが、倍音が鳴ってがちゃがちゃになり、車の排気音も「ヴーー」と頭を覆い尽くす音になったりしました。

最初、何か起きたのかわからないことが怖かったです。もともと数十年前に右耳の聴覚をほほ失っています。ボイラー音がした時、このまま左耳も聞こえなくなるかもしれない、とかんがえました。私は手も不自由ですから、手話は難しい。
問題は、この病気を正しく診断できない医師がいる、ということでした。最初、手順を踏んで隣村の耳鼻科を二軒訪ねましたが、一軒はこの難聴のことをよく知らず、もう一軒は正しく診断できませんでした。この「たらい回り(回しではない、紹介もしてくれないから)」の間どんどん症状は悪化し、大げさでなく死にたくなりました。ぜんぶの音がガチャガチャに壊れて聴こえ、一瞬も止まらないボイラー音が鳴り続ける状態に耐えられなかった。
診断が何とか付いたのは、医療センターでした。少し遠いですが、その死にそうな状態で何とか訪ね、低音障害型の難聴のようですね、と言われました。助けてくれなかった耳鼻科二つ含め、都合三回目の聴力検査。見せられたグラフは先の二院で見たものと「まったく同じ形」でした。検査は機械がするが、データを読むのは人間である医師、とよく言われますが、まさにそれです。この部分は余談ですが、残念ながら機能してくれない医師はいます。助けてくれない場合は、あきらめずに別の人に会うべきです。一番言いたいのは、「患者が苦しんでいて、自分ではよく判らない時は、せめて判りそうな機関を紹介してほしい」ということです。今回の一人目なんて、死にそうに苦しんでる私に「まぁ、気にせんことです」って言い放って終わりでした。心があるのか、と思う。
ボイラー音については、医療センターの先生から、「低音部分が聞こえなくなって欠けるので、その部分をテキトーに聴覚神経が補ってしまうのです」と説明されました。そんなこと、しなくていいのにーーー!!!

大昔、右耳が聞こえなくなったのは血管の奇形を外科的オペレーションしたためなのですが、それが東大でした。そのため、診断は医療センターでほぼつきましたが、聴力が片方、手術で耳の構造が特殊、という既往症をかんがえて、加療は(ここまで予約が取れなかった)東大ですることになりました。
低音障害型感音難聴治療のファーストチョイス(もっともしばしば選ばれる)は、漢方薬の「五苓散」です。効き目はゆっくりですが、わたしの場合、他の薬もいろいろ使っていることを考慮して、これを処方してくれました。身体の中の水分を調整する薬です。飲むと利尿効果でトイレが近くなります。これを飲みつつ、水分をたくさんとること(飲み、かつ出す、ということになる)、運動をすること、睡眠を多めにとって休息をすること、という指導をされます。漢方の他にイソバイトなど別のお薬もあります。出して貰いましたが使いませんでした。(説明ではゼリー状で飲みにくい味とのこと)
漢方を一日に三回、最初は飲みました。一か月ほどでボイラー音が少し小さくなり、ここまでの間の死にそうなストレスで減った体重が戻りました。大げさでなく、ほんとうに死にたいほど苦しかったので。(今思うとわたしの場合、片耳しか聞こえないのも災いしたかと)
ただ、少しおさまったものの、なかなかすっかりは治らず、先生にそう言うと、「この症状は半年くらいかけて治るのが平均です。一年かかる人も居ます。まだまだですよ」と言われました。その言葉の通り、聴力検査の結果が(右は別として聴こえる左耳の)ほぼ正常になったのは半年後、ボイラー音がほぼ消えたのは約一年後でした。
これを書いておきたかったのは、治療をすれば改善する可能性がある、ということを伝えたかったからです。自分がなった時、ネットに情報を求めました。体験した方の記録がとても役に立ちました。自分の経験も書いておけばもしかしたら誰かの役に立つかもしれませんから。
病気の原因はまだ不明のようですが、内耳にある蝸牛の部分が水腫といってむくんだような状態になる症状という風に聞きました。これが砂地で起きると眩暈の症状が起きるので、人によっては「ボイラー音+めまい」という症状になるわけです。そして、良く似た病気に突発性難聴というのがあります。これは低音域限定ではなく別の周波数が聞こえなくなる症状で、早い加療が大切と言われています。「耳がヘンだな」とか「聞こえなくなったな」と感じたら、耳鼻科で相談することをお勧めしたいです。ただし、不運にも診断できない医師に当たることもありますので、再度書きますが、納得できない時はどんどん別の医師に会ってください。諦めず、わかるまで。

追記として、わたしは実は再びなりました。眩暈は繰り返すとメニエールと診断されます。この低音難聴も、まだはっきりしない病気とはいえ、どうもメニエール的なものと地続きの感じがします。あくまでも私見です。だとすると、ストレスがたまったり、疲れたりすると再発する。あと、私の場合は「寒くなる」というのも加算されるようです。初回(2年前です)も再発も12月発症でした。現在加療中です。
またなってしまって、繰り返してだんだん悪化するのでは…という不安はなくはない。でも、最初になった時の「訳の分からない恐ろしさ」は2回目にはありません。それが唯一の救いです。今回はボイラー音がし始めた段階で飲みきっていなかった五苓散の服用を自主的に始め(本当はだめです)、東大の予約を待って受診しました。
「またなっちゃいました」と言ったら、大昔、私の耳を切った執刀医が「ちゃんと寝てる?」と言いました。うーーむ。猫(マキヲ)がいたりして、あと心配事が多かったり、やすめていないことがあったかも…と思いました。漢方は出すけれど、少し汗ばむくらいの運動をして、ちゃんと水分とって食べて、ちゃんと寝て。と言われました。12月からですから、良くなったり悪化したり、今は少し良くなりました。まだボイラー聞こえるけれど。
わたしの体感として、お風呂も効くような気がします。利尿効果がもともとあるからかな。2年前、一番最初になった時、ゆっくりお風呂に入ったら軽減して一旦治ったのを思い出します。(その後、ダメになって病院行脚になるのですが)

と、ここまでで、伝えておきたいことは書けたかな。長いし、必要ない方には「なんのこっちゃ」なお話でしょうけれど、今、わたしと同じ目に遭っているひとがここへ来たら、少しは参考になると思いますので。女性が多いので、なんというか、仲間に、苦しんでいる人に伝えたい。
治らなかったらどうしよう、治ったとしても、少しずつ聴力が落ちるのではないか、という不安は今もあります。特に手が不自由なわたしにはタフなことになりますから。でも…、もっと大変な人はたくさんいる。少なくとも「生きている」ということをかんがえます。


後は余談です。
昔、入院して耳が片方になって泣いた悲しい場所なのに、東大は綺麗な所です。本郷という街もちょっと好きなのです。通院すると寄り道します。普段、村に居るのでできないことがある。たとえば腕時計に電池を入れる、とか。入れました。本郷で。独りで合鍵作って靴修理して電池入れてくれるスーパーマンの店があるw
お昼は東大病院の中の食堂で食べました。お会計待っている間に。おっきい病院は、お金払うのにけっこう待たされます。

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レストランの名前が三四郎です。これは野菜そば。たんめんですね。いつか別の人が食べているのを見て「おお、野菜がてんこ盛り!」と目視し、今度食べようと思っていたのです。ほんとうにてんこ盛りだった。美味しかった。
それから、東大の構内を歩いて抜け(建物が素敵なので。これもいつか写真を載せたいなぁ)、巻亭日常の方に書いた三春堂の桜餅を買って、そして、ここ!

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東京でもっとも優秀と思っている100円屋さん。ダイ〇ーでもセ〇アでもないのですが、小さなスペースに「かゆいところに手が届く」感じの、ものすごーく気の利いた品揃えなのです。大きな100円屋さんに行くよりも、「こんなものがっ」というものが見つかります。不思議。しかも、よく見ていると、常にメンテナンスしているのです。棚が「空いている(欠品)」ということがまずありません。完璧に補充がされています。すごいなー、と毎回思い、通院のたびに立ち寄ります。私的ナンバーワンヌ100円屋さんです。写真でもちゃんと季節ものの桜グッズが店頭に並んでいるのが見えますよね。ちさいけど心がこもってはる。

この後、さらに時間に余裕があれば、本郷三丁目の駅の近くにあるふっるーーーい喫茶店「麦」に寄るのですが、この日は原稿〆切あり、残念ながら帰宅しました。
次はもう少しボイラーを治して、麦でナポリタン食べよう。ルオーでカレーもいいな。近江屋洋菓子店にも行きたいな。頑張る。


*「難聴その後」 ←ここに書きました。


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by tsunojirushi | 2017-03-28 12:59 | 日々の出来事 | Comments(4)

殿様の付き添いで愛知県に行ったのですが、お彼岸なのでお参りができました。当地ではお坊様のことを「おすさん」というのです。最初に聞いたのは、殿様の父君が亡くなられた時。「もうじき、おすさんみえなさるで…」「おすさんみえたらおろくぜんを…」と、むむむ、関東圏から出たことのない私には「暗号…?」な言葉が飛び交っていました。前後の脈絡からどうやらお坊さんのことをいうらしい、となんとなく理解したものの、「和尚さんのなまったものかな」くらいに思っていました。
今回、お彼岸のお参りにゆき、久しぶりにおすさんのご尊顔拝見し、ああ、あれからずいぶん経つんだなぁ、と思い。しかし、お彼岸オンタイムのおすさんはモーレツにお忙しいのです。まずお寺へ着いたら受付をする。→ 本堂では絶えることなくおすさんたちの読経。「書記」と書かれた係りの方は一心に筆を持たれ、お塔婆を書かれる。→ 書かれたお塔婆が仏様の前に一旦安置され、おすさんが順番に来た人のお名前を読み上げてくださる。→ 呼ばれたらお焼香をし、書き上げられたお塔婆をいただいて辞する。という流れ、これを一日ずっとされるのだ、とおもったら、なんと大変な、と思ってしまった。お彼岸は大変です。

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神社で言う狛犬さんの位置にお馬がいる。美しかったので撮りました。それで、おすさんですが、調べてみましたら漢字で書くと、押忍さん…ではなく「御主さん」でした。納得。お寺の「代表の方」という意味ですね。そうだったのか…。

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あじさいの美しいお寺さんだとみんなが教えてくれましたが、今は春。咲き分けの綺麗な椿が咲いていました。映画「椿三十郎」だとこれは「突入せよ/突入不可」のどっち、という、一本の木にいろいろな色が咲く木。

お昼を食べたお店(美味しかった。海の近くはお魚が美味しい)で、母君の着けている腕時計が素敵だったのでそう申しましたら、外して見せてくれました。オメガだ。

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「すごく古いのよ」って。亡くなった父君(つまり彼女の夫ですね)が、海の向こうから買ってきてくれたお土産だそうです。ベルトが三色付いていて、ネイビーブルーのが傷んだので、この色に替えたそう。うつくしい。昔の物はいいですね。しかも、へんにエレガントでないモダンなデザインを選ぶあたり、妻の好みをよく理解しておいでだ。趣味人で感性の豊かな方でした。ちょっとしかお目にかかれなかったけれど。

お寺の後、みんなでお墓参りに行ったら、お墓の敷地内に大きな甘夏ミカンの木があって、たわわわわわに実が生っていました。獲る(盗る)のは悪いかなーー、と遠慮して、ひとつ、木の下に落ちていたのを拾ってきました。
母君たちが「美味しくないと思うよぉぉぉ」と心配する中、夜、お鍋を借りてマーマレードに煮ました。皮を剥いて刻んだのを沸騰したお湯で二、三度ゆでこぼす。→ ざるに入れた種をお鍋にセットしてお水少々で煮て(ペクチンを抽出)、先の皮と果肉(袋は捨てます)を加え、お砂糖(三温糖だったのでそれで)を加えて更に煮る。小一時間で完成。作業していると、母君が「あんたたちはまー、いつもこんなタダみたいなものを食べてるの?」と言うので笑う。殿様が持参したのも「庭で獲れた蕗で作った蕗味噌」だったからなあ。ないものあるもの精神で、タダのものを活かすのが何より愉しいという、しかも、嘘がなくて美味しいものね、自家製は。

三つに分けて、母君と兄君に差し上げた残りを東京に持ち帰りました。美味しくないといかんから。モニタ用。

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また、なまこリュスティックを焼いて、食べる。

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うん。大丈夫だ。急いで作った割にはおいしい。どうも割と甘い夏みかんだったらしく、酸味が少し足りない。そのまま食べられたかも。

遠い土地はおもしろいです。若い頃は「ひゃー」と驚いたこともあったけれど、今は、人間はいろいろなものを守ったり、守られたりして、それぞれの地で生きていて、そして、亡くなって。いずこもそれぞれに、大事にすることがあって、そういうものなのだね。と静かに思います。



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by tsunojirushi | 2017-03-24 16:43 | 日々の出来事 | Comments(0)

なまこリュスティック

ちょっと味噌の国に行っていたりしていました。帰ってきて、これからコメントとか皆さんの記事など読ませていただきます。

これは出かける前の出来事。パンを焼きました。昨年、ふるーーーいオーブンレンジが壊れ、一番小さくてランクの低い「石釜ドーム」を買いました。パンを時々焼くからです。もともと周りの人たちが「ノーニードパン(こねないパン)」を焼いているのに影響されて始めたので、高加水のハード系パンを焼いています。

今回は国産の準強力粉150グラムに、牛乳にお湯を差してあたためたものへドライイースト少々、イースト君の餌としてお砂糖少しモルトパウダー少し、を加えたもの都合150ccくらいで。粉の方にライムギ粉少しとお塩を入れておきます。で、こねます。しかしまぁ、手が痛いのでテキトーに。途中でレモン汁も加えました。
まだ気温が低いので、石釜君の発酵機能を使い、途中パンチを入れて2回、40分+30分、くらい発酵させました。変容し、膨らんで気泡を含みふわふわになる生地を観察するのは、パン作りの一番面白いところです。

一次発酵が終わったら、ベンチタイムを置いて、今回はさいの目に切ったさつまいも(いただきもの)をレーズンとともに水に浸けておいたもの、くるみを加えます。

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それから成形をして、といったってダルダルに柔らかな生地ですのでお餅を扱うがごとく、なんとなく成形します。ふきんをかけて二次発酵。30分ほどで取り出したら、ちょっと切り目を入れて、予熱したオーブンで焼きます。今はマニュアルでなく、「フランスパンコース」というので焼いています。旧いオーブンの時は霧吹きで霧を吹いて焼いていましたが、石釜君は蒸気を出してくれるようなので任せています。

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焼き上がり。不細工ですみません…。今回は縦にあまり膨らみませんでした。その時々に色々です。いいかげんだもんで…。石釜君もウチのクラスでは大したもんじゃないのですが、明らかに今までよりいいのは、下から焼ける、ということ。パンは下からが強くないとダメなんです。

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断面。柔らかく気泡が多いので、直後はうまく切れません。しばらく冷ましてから。石釜君にしたところで、てきとーパン焼きが上手くなるはずもないのですが、しかし、うまく表現できないのですが「真ん中までしっかり焼ける」という印象はあるのです。へたくそのいい加減でも美味しく焼けます。

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ナマコ型で平たいので、切ったらこんな感じです。このままビスコッティとかになりそうですよね…。
この粉、美味しいです。えーと名前は(台所に見に行ってくる)富澤の「北海道産ハードブレッド専用粉」というのでした。今回は打ち粉を横着したので、次回は打ち粉して、もう少し表面をカリッと焼いてみたいと思っています。
パンはもっと真剣にやったら上手になるのだとは思うのですが、手触りとか、匂いとかをじっと観察しつつ、手探りでやっています。そこが生き物を扱う感覚で面白いんです。昔々のひとたちもやっていたこと、昔の人は空中から集めるやら、果物から作るやらして酵母を育てるところからやっていたわけですから、もっとずっと手がかかり難しかったはず。それを思えば、体感を記憶して数を重ねてゆけば何とかなる。そんなええ加減な心構えでのんびり続けています。


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by tsunojirushi | 2017-03-21 23:44 | 料理 | Comments(2)

バッグインバッグ

過去ものですが、ちょっとお見せしたい先もあって、縫ったものを上げておきます。バッグの中へ入れて使うインナーバッグです。市販の物もたくさんありますが、自分の使っているかばんに合わせて作りたいじゃないですか。持ち歩くもののサイズや数も違いますから、特製なら使いやすいし。
で、途中はありませんが、完成図。

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何の意味もなくちっちゃいポケットを付ける(笑) 昔なら「きっぷ」を入れた。反対側は、

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やや大きめのポケット。で、この写真で見えるでしょうか、底の部分に幅広のゴムが付けてありまして、そこに、

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板紙を差し込んで「底板」として使えるようにしてあります。もっと良いものを入れてもいいんですが、そうするとかさばるようになりますし、こうして紙だと外側のカバンのサイズに少しは合わせられるので。傷んだら替えればよし。


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引っ張り出す用にいちおう持ち手を付けて。内側はフエルトになっています。中へ入れるものにやさしいかな、と。


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こんな風にセットして使います。これはお気に入りのお醤油屋さんのトート。ネットで取り寄せました。この手のノベルティもの、そしてカバン、この二つは大好物なのでじわじわと増えます。増やしてはいけません(自戒)。


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中はこうなっています。スマホと携帯二台持ちなのでそれらを入れて、反対側は一応タブレットも入るように。底板差しに使ったのと同じゴムでペン差し(校正用赤ペンなど必須商売道具を差す)と、水筒ホルダーを付けています。

これを入れているとバッグ自体もしっかりするし、中が(さほど)カオスにならないで重宝です。今、カバンの中に垂らすポケット(いろいろと整理するため)のご依頼を頂いているので、ご参考にと載せました。使った材料は「ないある」なので在庫です。フエルトだけ買いました。



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by tsunojirushi | 2017-03-15 21:14 | 縫いもの・拵えもの | Comments(2)

脱・もろもろ kirei

芝居のパンフレットに役者さんたちの「必需品」を教えてもらう企画がありました。自分が書いたページではなく単に読んだ部分。そこに見たこともないリップクリームが紹介されていて、調べたら、大阪の皮膚科のスキンケア化粧品でした。箸方(はしかた)化粧品と言います。興味を持ち、通販でお願いしてみました。

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シンプルです。いろいろなアイテムありますが、リップクリームはもうじき売り切りと言うし。あと石鹸マニアなのでそれも。
皮膚が虚弱で、リップクリームで荒れます。今まで平気で使えたのは、太陽油脂のパックスナチュロンだけでしたが、これもそこに加わりました。もうしばらく使わないと結論は出ませんが、大丈夫そうです。

その二本。

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せっかく安心なのが見つかったのに、製造中止とは残念です。こういうことは意外にあって、私的絶対安全口紅だったUNEも突然日本を撤退してしまい、「どーしてくれるのだ…」と困惑。輸入ではとんでもない値段になる。日本って、あんまり成分気にしないで化粧品作ってきた印象です。近年やっと「食べても大丈夫なもので作った」ものとか増えつつありますが。
若い時は、そういうことに無知だった。もっと勉強すべきところ、足りなかった。おかげで無駄なものや身体によくないもの、使っていたなぁ、と今思います。年を取るにつれ、どんどん削って行って、いろんなものを使わなくなりました。なくても大丈夫です。
最近は、乳液を止めました。
顔を洗ったら、まずこれ。これはもう20年以上使っているかも。

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20年の間にメーカーの合併だか吸収だかありまして、厳密には少し違うのかもしれません。でも、問題なく使っています。洗顔後に拭くように付けたり、他、ちょっとしたキズを消毒したり、いろいろと使います。
その後、化粧水を付け、さらに乳液を使っていたところ、それを廃止し、以下の2つを使います。

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手のひらに米粒程度のシアバター(これはロクシタンです)を体温で溶かしつつ、そこへスクワラン(お安いので無印です)を2滴くらい。混ぜて、そこへ、いつも使っている化粧水をぽたぽた落としたら、なんとなく混ぜます。水と油ですが、ドレッシングよろしくなんとなくは混ざる。それを付けます。
あくまでも、我流の、正しいかどうかわからない使い方なので、真似してはいけません。実験です。でも、これで大丈夫です、私の場合。
そもそも乳液は↑の作業を予め済ませたもの、そのために何らかの乳化剤が入っていると思われます。マヨネーズを作る時に卵が担う役目ですよね。同じシリーズで買っても「化粧水は問題ないのに乳液はダメだ…」ということがよくありました。おそらく、その乳化剤のためかと。そういうことを、自分の身体を実験台に、体感として学習していく感じです。勉強嫌いなので…。
若い時は、こういうことをよく知らなかった。今よりずっと元気で、肌も老化してなかったのだから、その時こそ、もっとシンプルで良かったはずなのに。バカだったな、と思います。

いろんなこと、「脱」してゆくと感じています。若い頃、人の真似をして服を着たり、恥ずかしながら、していました。体型が美しくないこと、かわいくないこと、いろんなことがものすごく嫌だった。禁忌とするものがいっぱいあった。今思うと、大したことじゃない。今の自分なんてもっとずうっっっっと醜いぞ。
いろいろ「脱」した今は、安物でも全然気にしないで、好きなものを好きなように着ているけど、出来上がりは、残念ながら婆さんなので若干気の毒な感じにはなります。ブランドに憧れたり、無駄なことをしている若いあんぽんたん私に、タイムマシーン乗って、「そんなことしなくていい!自分で工夫して、自分にしか着られないものを着な!笑われてもいいから!」と言いに行きたい。何をあんなに気にしていたんだか、と思います。ほんと、若いって馬鹿だ。
歳を取ることの、いいこと、何にもないって強く思っていたけれど、この「脱」については、数少ないいいことかもしれないなぁ、とかんがえたりしています。って、何の話だかわかんなくなっちゃったw(すみません)。


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by tsunojirushi | 2017-03-12 15:53 | 日々の出来事 | Comments(0)

刺激的な味

おせんべい好きなのですが、最近見つけたすごいやつ。両親にいろいろと食材を送ってあげるのに買い物に行き、阪急で見つけました。

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ラベルを撮りました。たたんでしまったからしわになっちゃったけれど。中西永生堂というお店のようだ。調べたら滋賀県でした。おー、遠くから。


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こうして撮ると普通のおかきに見えるのですが、山椒の強さが半端ないんです。一個目は「おおっ、すごくいい香りっ」て思う。これは美味しいぞ、と二つ目を食べると、「旨い、しかし、おや、刺激が…」となり、三つ目あたりでビリビリ来ます。ひー。
このまま続けて食べると、舌の感覚が無くなりますw あくまでも個人の感想ですが、少なくとも、「♪やめられないとまらない」にはなりません。三つでぴたりと止められます。もっと食べたい・・・。美味しいのに・・・。
ネット検索したら、「大人の味」と書いておいでの方がいらして、ですよねですよね、と思いました。いや、おかきとしてはとても旨いのです。でも、痺れます。インターバルを置けば麻酔が切れるので、また食べられます。どうも東京ではあまり買えないようですが、見つけたら是非体験してほしいです。

今週はいろいろありました。作ったものもあるんだけれど、写真などを整理する余裕がなく、書きたいことはあるのだが、とりあえずビリビリおかきを書いておきました。




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by tsunojirushi | 2017-03-10 23:20 | 美味しいもの | Comments(0)

新さつま節

失敗したです。
ブログ、タグってのがありますでしょ、一個前の記事を書く時に、当初はピーマンのおかずも載せようと思って書き始めたんです。それで、タグに「新さつま節」と書いた。ところが、書いて行くうちに長くなって、割愛してしまった。
そしたら! めったにしないのですが、偶々、何のタグで訪問してくださったかのレポートを見たら、「新さつま節」の方がぁぁぁぁ。しかも、お二方もぉぉぉ…。すみませんすみません、記事を読まれて「・・・書いてない」って思われただろうなぁ。申しわけないことをしました。ブログってそもそもどなたがおいでになったか、コメントを頂いたりしない限り解らない。なので、何となく発信しているようなとこがあります。そういうメディアでは、こういう失敗があるんですねぇ。
もうおいでにならないとは思うけれども、念のため、これを書いておくことにしました。

ネットなどでは最近「無限ピーマン」なんて呼ばれてるピーマンのおかず。

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なんのことはない、昔からあるピーマンの炒め煮です。おじゃことかベーコンとかが相手で(相手居なくても)、油で炒めてお酒やお醤油でジャーッと味付けをしたもの。美味しいですよね。で、最近のわたくしのピーマン炒めのお相手は、ここが肝心「新さつま節」なのです。簡単に言うと鰹節の少し柔らかいもので、ピーラーや包丁で削れます。そのまま食べても美味しいのですが、このピーマン炒めの相手にするととても旨い。
これも、長年憧れた食材で、昨年やっと生涯初で買い、感動と共に食べている物だったので、生涯初ものに加えるつもりが…。このブログではここで書いています→さつま節初出
あと、一応情報貼ります。メーカーさんのサイト→http://sub.marumitsu-k.com/shinsatsuma/index.html
鰹は自分の持病の薬と言われています。血を作る食べ物。なので、意識して摂るようにしています。その意味でも、重宝な食材なのです。あとピーナッツと。

おかかと炒めて美味しいおかずに「お葉のひきずり」というのが生家にありました。母親が作ってくれて食べていたのですが、家にしかない。周囲に食べてる方がいない。以前からネーミングも面妖と思っていたのです。
先日、両親の家でその話になり、両親とも東京の下町育ち、父は母と結婚するまで知らなかった料理だと言います。ということは…、こういう時に可能性が高いのは「母の祖母」なのです。愛知県出身の人で、言葉やおかずに、ルーツを持ち込んだらしく。
ネット検索しました。らば、そうでした。すきやきみたいなものを、古来、愛知辺りでは「ひきずり」と言ったらしい。両親と三人で「そうだったのかー!」と話しました。とうに亡くなった父の母も「はじめて食べた、おいしいねぇ」と気に入っていたと母が話していました。結婚によって、おかずは広まってゆくのですね。
「お葉のひきずり」
作り方、というほどのものでもないのですが、材料は小松菜、お揚げ(薄い油揚げ)、おかか、お酒、お醤油、お好みの油、以上です。
家ではすきやきみたいに作りながら食べていました。すき焼き鍋やフライパンを火にかけて、油を薄く敷き、そこへ短冊に切ったお揚げとザク切りの小松菜を根っこから一呼吸で葉先の順で入れ、お酒をふりかけ、お醤油をかけて、ちょっと炒め煮したらおかかをかけて完成。いただきます。それだけです。
わざわざ煮ながら食べなくても、おかずとして作るだけでも十分です。シンプルだけど、菜っ葉のおいしい冬にすると、白いご飯にこの上ないご馳走です。このひきずりも、新さつまで作ったらちょっと目先が変わっていいかもしれない。と、余談を書いてみました。
インターネットがない頃は、「ひきずりの謎」も迷宮入りであったろう、と思うのです。ネットって便利っちゃあ便利ですねぇ。(でも、タグには注意)



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by tsunojirushi | 2017-03-06 18:05 | 料理 | Comments(2)

生涯初

ブログを始める時に、「毎日何か生涯初」というのもテーマの候補にしました。健康でない自分が、何とか生きていられるのだとして、そしたら、一日一個、何か「初めて」のことがあるといいのでは、と思ったりしたのです。ところが、意識してみたら、ものすごくつまらないことまで含めると、毎日やたらと「初」があるのです。それで、「そんなに書いてどうする」と自分で思い、却下しました。
でも、気持ちの中では無意識に今でもカウントしていています。たとえば今日なら、「こぶしの咲き始めを初めてちゃんとカメラ持って撮りに行った」、「横浜を走っていた市電の博物館があり、しかも今年の頭にリニュアルされたことを知った」、「ビスケットの箱からQRコードをスマホで読んで壁紙を貰った」、「ペンダントを作るにあたり、ワイヤー的なピンワークを初めて試した」、「UVレジンに初めてグリッターを入れた」、「携帯用のパウダーケースを買って詰めた」・・・と超絶卑近なものばかりでこれだけあったりするのです。ひとって、案外、初めてなことを日々しているんだなぁ、って話ですね。
昨日は「宇和島名物の鯛めし(炊き込みの方)をキットで作った」「ヤフオクで数年間ウォッチしていた急須を買った(ネットで急須初めて)」がメインの生涯初でした。
何かをこしらえるのも、あまりおんなじものを作ることはないですから、そういうのもカウントしたら、きりがないのかもなぁ。

ないある的なものとして、これも思いついたときは生涯初だったのですが、今やすっかり定番。

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本の栞です。
本を読みかけにしてあちこち読む悪癖があり、さらに「作ろうと予定する服のページに」とか、「誰かに見せたい記事に」とか、けっこう挟みたい。つまり質より量なので、何でもいい。なんならそのあたりにある紙きれでもいいのだけど、多少はしっかりしていてほしい。そこでぴったりなのが「洋服を買うと付いてくるタグ」。
厚紙、かわいい、しかも、穴が空いている。カンペキ。とっておいた紐(昭和の人なので)を付けたらたちどころに完成します。他、気に入ったコースターなども使います。

一昨日だかに縫ったものは、

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これ。これも初めてと言えばそうです。家人の携帯のサックとして作ったのですが、充電器との関係で使いにくい点があり、却下になり、で、エアコンのリモコンケースとして使うことにしました。トートバッグのミニチュア、みたいな感じを狙って縫ったのですが、デザインは面白いと言っているので、ヨコ型でやり直す予定です。他、縫い物、少しずつしています。春不調なのでなかなか進みませんが。お預かりしている方々、お待たせしてすみません。とここからお詫び。服などの修繕もご依頼品も、実は初めてのことが多いです。今までの作業を参考にはしますが、ほぼOne and Only なので。

やってみたいとかんがえている「生涯初」もいろいろあります。まず、ヘアドネーション。今目指しています。もっと若い時にじゃんじゃんやったらよかったと非常に後悔。あとは「川口鋳物のお鍋でパンを焼く」、早くやりたい。「高速バスで浜松」、これも近くやりたい。小さなものばかりだけど、いろいろあります。
明日も、できたらいい。何でも。たとえ、取るに足りない、つまらないことでも。




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by tsunojirushi | 2017-03-04 19:29 | 縫いもの・拵えもの | Comments(7)

古木の矜持

「小さい春、み~つけた!」


(↑というのに応募。です。)

庭の梅の古木に花が咲きました。


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ここ数年、根が半分以下になってしまい、何度も倒れて、そのたびに植木屋さんに起こして支柱を立てていただいています。いくら皮で生きるとは言っても、ギリギリの感じで、かつてたくさんたくさん実を付けて美味しい梅干しの材料になってくれたようには、もう花が咲きません。
ほんの少しだけ。
それでも、咲かせる気合いが凄い。壊れる身体や衰える能力に凹んでいる己を叱咤される思いです。



↓ 続きは余談。
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by tsunojirushi | 2017-03-02 19:50 | 植物 | Comments(0)