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筍の姫皮礼讃

白い花つながり。
ご覧にならんかもだが
palette様へ、マンホールの蓋。

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もうご存知のかもなぁ…。
以上、まくらでした。


さて、羽織を脱ぎ、今こそ言いたい
「食いしん坊の主張」です。

筍は姫皮が(も)命!

茹でる時、少なくとも上の方は
是非とも皮を付けたままに。なぜなら、

筍の姫皮礼讃_f0367170_22024848.jpg

ここにべらぼうに旨い部位が。

下の方の皮は毛が生えて硬い。
茹でる前にバリバリ剥いてよし。
しかし、上の方には
食べられる部分がある。
と申しますか、
ここを食べないで、何の筍だ!
という超美味しい部分。

筍の姫皮礼讃_f0367170_22041740.jpg

だんだんに育つから、こうなる。
緑のラインの内側が可食部分として、
斜めになるのが難題ポイント。

個体差もあるし、一概に言えない。
しかし、大体の目安としては、
★毛が生えてない。
★茶色っぽくない。
が最低ライン。上記をクリアしても
硬いこともあります。そこで、
台所に立ったまま、齧ってみる。
それが一番確実なので。
ここは? お、行ける。うまーー!
とかつまみ食いをしている(役得)。
旨みが強く、アーティーチョークに
通ずる美味しさと思います。

で、慎重に剥がしてゆくので、

筍の姫皮礼讃_f0367170_22102791.jpg

バベルの塔みたいになる。

この辺りの姫皮部分は、
例えば、若芽とおすましで。
もちろんお刺身としてこのまま。
或いは、和え物にしても。
柔らかいので、歯の弱い方にも。

茹でて売ってるものには、
ここは付いていない。
捨ててしまうのか、もしや、
茹でる係がガメているのか。←まさか
この季節、せっかく丸ごと茹でるなら
ここを食べて欲しいっ!と、
(ご存知の方が多いとは思いますが)
書いてみました。

すんごい美味しいから食べて。


コロナは深刻です。
でも、すべきことをした上で、
を前提に、
ずっとくよくよしていても
時間はもったいないと思うから、
できることをする。
それは私の病気と同じです。
「お大事に」だけしていると、
そのまま終わりになる。
まもなく壊れそうな箇所も、
すごく痛い場所も、
脱臼もたくさんある。
でも、それらが壊れる覚悟で
できることはします。
治らない病気と生きるので。



by tsunojirushi | 2021-04-27 09:00 | 美味しいもの | Trackback