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やっとこさ昆布巻

何事も実現が遅い。
すべてに愚図で、
ほとんど間に合わん。
取り返しのつかない頃になって
「しもたーー…(痛恨)」と
思います。
(今、おちょやん観つつ書いてるんで)


何年も作りたかった昆布巻。

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昆布をくださった
すばる様や、Yままさまに
倣って煮てみました。

こんな昆布です。

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このために最後の少しを冷蔵保存。
少ししょっぱい昆布なのでもちます。
「なま」とは、どういう昆布なのか、
(後で勉強します)
薄くて香りが強く、すぐ煮えます。
他の昆布と違う。
乾物屋「左辺昆布店」の若旦那は、
琉球舞踊の大スターさんで、
その方が売ってくれるんだそうです。
贅沢だ。

さっと水で洗うだけで、
巻けるくらいの柔らかさに。
薄切りの豚肉と、ごぼうを巻いて、
お酒とお塩と、お醤油少々だけで、
ごぼうが煮えるまで煮ました。
すごく、旨い。
殿様がひとくち食べて、
「あ、これ、すごく美味しい!」と
言ったから気の所為ではない。
昆布の力だ。
わずかに味醂入れても良かったかな。
のんびり過ぎだけど、
やっと出来て良かった。
ごちそうさまでした。何年越しかの
御礼。

おつゆの吸口も、すばるさま伝授の

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(鉛筆はスケール代り)

茗荷の新芽です。
小口に刻み、お豆腐のおみおつけに。
不思議なのですが、あの夏の茗荷、
あれは蕾といえばいいかな、
あれよりも香りはあっさりなんです。
お庭にある方はお試しを。


その他のおかずは、鰯唐揚げとか、
ブロッコリ茎ぬか漬けとか、
あと、

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うちでは、
古田新太(敬称略)ピーマン
と呼んでる。
テレビで紹介してた食べ方たから。
ピーマンをできるだけ細く刻み、
お醤油とうま味調味料で食べる。
うちでは、塩昆布とお醤油にしてます。
刻み方、これは小口でしたが、
縦のほうが美味しいかも。

ハンドメイドというと、
布小物とか、服とか、アクセサリとか
そういうものを指すようだけれど
パンも、ジャムも、日々のごはんも
ハンドメイドだと私は
思ってます。
創造性も、工夫も、訓練も、そこに
必要ですものね。




by tsunojirushi | 2021-04-17 11:40 | 料理 | Trackback