2019年 07月 01日
夏越の祓
今年の前半が終わりました。
去年はゆけなかったが、今年は
前半、辛いことが多かったB先輩を
お誘いして、殿様とみんなで大祓へ。
その前に、亀時間のため20年くらい
「宿題」になっているお稲荷さんを。
北鎌倉駅前の「光泉」。うつくしい…。
いつそや行ったら売り切れで泣いた。
今回は勇気を奮って前日に電話で依頼。
「明日正午。お稲荷と海苔巻入。二折」
ドキドキしたけどちゃんとありました。
八幡宮は北鎌倉からゆくと約2キロ。
建長寺のお山を越した向こう。
湿気でやられてヨロヨロだが歩く。
13時からの大祓式に参加する。
空がギリギリ。
今年は日曜ということもあり、また、
年々盛況になるので人がたくさん。
神職の方とみんなで「大祓詞」を宣る。
きりぬさで左右左と祓う、
形代で身体を撫で息を吹きかけて、
それをおさめる。
頭を垂れ、祓っていただく。
茅の輪を左右左と「8」の字にくぐる。
今回、よれよれで自力で撮影できず、
殿様の撮った写真にて。
このくらいのサイズならいいかなぁ…
ちなみに→一昨年の記録
この方が全貌が分ります
終わってから、待望の(積年の?)
お弁当を広げる。
包みも綺麗だ。
お箸も可愛い。
おおお。憧れの。
最初にこのお稲荷さんを知ったのは
小林秀雄の著作で、でした。
やっと、食べられた。
B先輩も美味しいものを途中下車して、
わざわざお手配下さり、
このだし巻サンドイッチが、すごく
すごくすごく美味しかった。
こんな風に蓮池を眺めながら
ベンチでお昼ごはんを食べました。
白い蓮、桃色の蓮、きれい。
鯉とか亀とか鴨とか。
つ:すっぽんが来ないよ・・・
B:すっぽん、そんなに好きなの?
つ:いや、顔が超怖いから見せたいの。
身体が痛くて辛かったけど、
行かれて良かった。
先輩もつらいこと、祓えてよかった。
大祓の祝詞「大祓詞」は、一説には
聖徳太子が書いたとされていて、
前半は、神様による統治のお話ですが、
後半の、いろいろな罪や穢れを
祓うプロセスのストーリーの部分
神様たちがリレーをしてくれる
その部分が、言葉も美しくて好きです。
現代語解釈してみたけれど、
それを書くと長すぎるので、
またゆけることを願って、宿題に。