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眼科で絵本

父や母の眼科などいろいろ検査したり、しているのに自分の眼はほったらかし。でした。
リウマチの病院の眼科が(かかりつけという観点でそうしたのですが)あまりにも混んでいて、6時間とかかかる。
身体の辛い人間には無理だ…ということで、ゆかなくなってしまいました。
でも、中心性網脈絡膜症という異常が右に、左はステロイドの服用による急性の白内障、という状態は、1年以上放置は宜しくない。
自分のこともちゃんとしようね。とかんがえて、殿様が通っている町の眼科を訪ねてみました。
町のお医者さんだけど検査機器もある程度揃っていて、眼底の写真なども撮ってくれました。
結果としては、右の「網膜の水ぶくれ」は、黄斑部をそれているので著しい悪化がなければ経過観察でも。黄斑変性などの異常はなし。
ただ、左の白内障は眼底の観察や撮影が難しいところまで進んでいるので(ほとんど見えない)、そろそろ切ってレンズを入れた方がいい、とのことで、もう少し詳しい先輩のお医者さんを紹介してくれることに。那須から戻ったら行こうかな。しかし、不調&介護の日々で、オペとかできるんだろうか…。


元気な方には退屈なお話なのでそれはともかく、眼科で絵本を読みました。

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子どもたちも来るからたくさんある。雑誌もあったけど、瞳散目薬でじわじわ見えなくなる眼では絵本の方が読める。
どんどん読む。6冊くらい。子どもを持てなかったから「はらぺこあおむし」とか著名な作品も読んだことがなく、初めて読みました。
絵本のコンクールに参加したくせに無知。ちなみに、画を描いたSちゃんはすごく詳しいです。本気の人は違う。
急いで読んだけれど、すごく勉強になった。絵本は子どもの心で書かないとダメだ。理屈はいかん。
どんな場所にも、学べるものはあるんだな、と思いました。

痛くて動けないからお殿様に借りてきてもらってDVDを観ています。
こないだここに書いた The Cinematic Orchestra の好きな曲「The Arrival Of The Birds」がサントラ曲だと知った「博士と彼女のセオリー」とか。


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昨年亡くなったホーキング博士の評伝。曲を別としても、良い作品でした。劇中の「どんな不運な人生でも、何かはできる」という言葉は胸に沁みました。シヅコさんは「ひとは生きているのではなく生かされている、と我々は考えるのよ」とおっしゃる。
幸運なひとばかりを見たら絶望する。でも、そういう人だけで世の中はできていない。映画の最後、ペンを拾うイメージの部分に共感。
このほか、那須で母が観ていて(むうさまも観ていて勧めてくださった)「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」も。これも良かった。
奇しくも両者、ハンディと生きる人のお話だけど、選んだのではなくて偶々。私にできることもあるだろうか、とかんがえつつ、これを書いています。








曲はこれです。



by tsunojirushi | 2019-01-26 19:22 | 音楽・映画 etc | Trackback