止水栓を学ぶ

介護保険には身体の不具合などを器具や設備でサポートする「購入」「住宅改修」というサポート制度がある。
購入は、一年の限度額があって、一年経つとまた使える。
改修は、これも限度額があって、大きく介護度が変わらない限り、こちらは生涯に一回。
先日、トイレの洗浄付き便座を「補高」式にして購入した@那須。こういう制度に、少しずつ詳しくなった。この夏で勉強しました。

さて、トイレを直すには、当然だけど「水を止める」のが前提。水道には二つ止める方法かあって、ひとつは「水道メータの横ちょのハンドル」。こちらは写真を撮り忘れたけれど、簡易的に止められる。普通、家庭の水を止めるには、ここが一般的。ところが・・・。
那須の家のこのハンドルが甘かった。閉めても、少しずつ流れてしまう。基本的に水道は(極寒で水抜きをするなどがない限り)あけっぱなしなので、普段は困らない。でも、トイレ工事には困る。そこで、そのもうひとつ前の段階の大元を止める、ことになった。

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これです。止水栓。
メータの手前に付いている。家のすべての水の関門。この蓋をあけると、深ーーい穴になっていて(六〇センチくらい)、その底に「マイナスねじの凸型」があって、それを閉める。

のだが、何しろ滅多に触らないから、蓋を開けたら中には土が溜り、木の根っこもかぶさっていて、なかなか栓自体が現れない。しかも、これを回すには、長ーい原始的な「止水栓閉め」的な鉄の棒が要る。トイレを付けてくれた方は優しい方で、前日一旦来て、原始止水栓を閉める必要が発覚したため、遠くのお友達(水道やさん)にこの道具を借りに行ってくれた。そして、再びやってくると、泥んこになってまず穴を掃除してくれた。
蚊取り線香を持って、マグライトで照らして応援した。


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やっと見えた栓。これに、鉄棒を差し込んで、先端の「凹部分」をかませて、ぐるっと回す。のだが、固くて回らない。何度かやっているうちに、なぜか私が回したら回った。感動した。道具を撮れば良かったな、シンプルな道具なんですよ、小学校の校庭の鉄棒を丁の字に組んだみたいな。

拾った画像を貼っておきます。

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こんなのです。手触りが鉄棒そのもの。

かくて、水が止まって、「あ、手を洗うので一旦開けます」笑 また閉める、みたいなことの後、トイレの配管はすぐに終わりました。実はここに至るまでに、仮でつないだ配管から水漏れ→ピンチ→トイレ単体の止水栓を学ぶ(マイナスドライバで止める) という前段もあったのですが、うまく書けないから諦める。

長いこと生きているのに、自分がどんな仕組みで運ばれている水を使っているか、私は知らなかったんだな、と思いました。すごく面白かったんです、そんなことしているから過労になるんだけど、何でも面白いんだ。困ったことに。

トイレはとても快適になりました。



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Commented by pallet-sorairo at 2018-09-03 21:45
止水栓、大変面白く読ませていただきました。
そして、いろいろと勉強になりました。
補高式便座も調べてみました(^^;
これだと座るのも(座らせるのも?)立ち上がるのも
少しは楽になりますね。
世の中には知らないことがたくさんあって
こうしていろいろ学んでいくのだなぁと思います。
教えてくださって、ありがとう。
Commented by tsunojirushi at 2018-09-03 23:07
> pallet-sorairoさま。
なんと。恐縮です。表現力が足らず、すごく面白かった半分も伝わりません。残念。
なのに、面白がってくださってありがとうございます。

介護、介護保険の仕組み、受けられるサービス、この夏でだいぶ分かるようになりました。
できたら、困ってからではなく、予め学んでおくのが望ましいんですが、困らないと調べませんよね。
どこへもゆけない私の、これが夏の宿題でした。
Commented by nql32743 at 2018-09-04 18:43
こんにちは♪

私もまさに、この夏から宿題の真っ最中です^^*
那須の記事を拝見していてもしかして同じ境遇かな?と思ってました。
今も帰りですが、車窓に写る顔がちょっと老けたなと(笑)
でも優しい方達が最善の方法を考えてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。
重たい課題ですがtunojirushiさんも私も良い方向へ向かいますように✨
思わずコメントすみません。
火傷、お大事になさってください🐥

Commented by tsunojirushi at 2018-09-05 11:02
> さららさま。
えーーー! そ、そうでしたか。なのにちゃんとしたブログ記事書かれていて凄いなぁ。私はだから「赤裸々」とか批判されるんだなぁ…。
わたしも凄いやつれました、死ぬ寸前感ありw
今週末からまた那須です。

行政の制度とか、その中に居てもとても暖かく助けてくれる方々には、私も感謝しています。でも、今はもうそれが追い付かないくらい事態が悪化していて、しかも誰も援軍が居なくて私が死にかかっています。

生きていられたら、いつかお目に掛かりたい方でした、さららさまは。でも、たぶん色々な意味でレベルが違い過ぎて(当然ですが私が下。念の為)、それは私の勘違いモードだと思っています 笑
ファンは続けます。無遠慮なコメントとかどうかお許し下さい。
by tsunojirushi | 2018-09-03 17:54 | 日々の出来事 | Comments(4)