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通院と展覧会

早起き(当社比)して、マーマレード煮て
(手が痛いひとには過酷。あれ、皮を刻むの大変じゃないですか)
仕事ー昨日は恐怖の最終校正ーして、
それから、保冷バッグ持って通院して、
そこに大枚はたいた注射4本詰めて、
(病院統合の作業中で間隔空けてくれとのこと)
さらにそれから、20時まで開いている
美術展に行った。痛い不調の中としては
とても頑張ったので記録しておく。


通院と展覧会_f0367170_13530352.jpg


モネ。言わずと知れた睡蓮ですが、
ここだけ写真が撮れました。
最近、美術展こういうの多いですね。

ビュールレさんのコレクションは、
系統的にきちんと筋が通っていて面白かった。
印象派に衝撃を受けて集めたという
ビュールレさんの気持ちは伝わってくる。
他人の決める価値や「値打ち」ではなく、
自分の好きなものを集める、純粋さがいいです。
このモネも、誰も買い手が付かなかったのを
死後、アトリエで買ったという。
晩年、白内障で見えない眼で
繰り返し描き続けた、自邸の池の睡蓮。
自分がなってみて、実感できる。
今だったら、ある程度は治せたのにな…。


昨日、すばるさんにジャーマンアイリスを
教わって、ゴッホの絵を想起した。
これも繰り返し描いている。

通院と展覧会_f0367170_14293069.jpg

これ(参考)。
この画、改めて見ると「琳派」だ、と思う。
ゴッホが日本に惹かれたのは、
もともと通ずる美意識を持っていたからでしょうか。

いや、ビュールレさん、アイリスはお持ちじゃない。
ここ↑は脱線。

話を戻す。いや、「繰り返しの件」は残る。
今回のコレクションの中で一番好きだったのが、
ゴッホの教会の画だった。
これも何枚も何枚も描いている。
(モネがいっぱい描いたノートルダムも凄いでしょう)

https://www.musey.net/2785

ここに紹介されていました。
ゴッホで教会と言うと、
オーベルジュのあれが有名だけど、
わたしはこれが何だかとても好きだった。
ビュールレさん、よくぞ買ってくれた、
と思ったりする。
他、ドラクロワ、ブラマンクの作品なども、興味深く、
ピカソ、ブラックへの流れも面白かった。





マーマレードは、今日仕上げて、

通院と展覧会_f0367170_13541623.jpg

恒例の逆立ちをしています。







by tsunojirushi | 2018-04-14 14:36 | 日々の出来事 | Trackback