2018年 04月 14日
通院と展覧会
(手が痛いひとには過酷。あれ、皮を刻むの大変じゃないですか)
仕事ー昨日は恐怖の最終校正ーして、
それから、保冷バッグ持って通院して、
そこに大枚はたいた注射4本詰めて、
(病院統合の作業中で間隔空けてくれとのこと)
さらにそれから、20時まで開いている
美術展に行った。痛い不調の中としては
とても頑張ったので記録しておく。
モネ。言わずと知れた睡蓮ですが、
ここだけ写真が撮れました。
最近、美術展こういうの多いですね。
ビュールレさんのコレクションは、
系統的にきちんと筋が通っていて面白かった。
印象派に衝撃を受けて集めたという
ビュールレさんの気持ちは伝わってくる。
他人の決める価値や「値打ち」ではなく、
自分の好きなものを集める、純粋さがいいです。
このモネも、誰も買い手が付かなかったのを
死後、アトリエで買ったという。
晩年、白内障で見えない眼で
繰り返し描き続けた、自邸の池の睡蓮。
自分がなってみて、実感できる。
今だったら、ある程度は治せたのにな…。
昨日、すばるさんにジャーマンアイリスを
教わって、ゴッホの絵を想起した。
これも繰り返し描いている。
これ(参考)。
この画、改めて見ると「琳派」だ、と思う。
ゴッホが日本に惹かれたのは、
もともと通ずる美意識を持っていたからでしょうか。
いや、ビュールレさん、アイリスはお持ちじゃない。
ここ↑は脱線。
話を戻す。いや、「繰り返しの件」は残る。
今回のコレクションの中で一番好きだったのが、
ゴッホの教会の画だった。
これも何枚も何枚も描いている。
(モネがいっぱい描いたノートルダムも凄いでしょう)
https://www.musey.net/2785
ここに紹介されていました。
ゴッホで教会と言うと、
オーベルジュのあれが有名だけど、
わたしはこれが何だかとても好きだった。
ビュールレさん、よくぞ買ってくれた、
と思ったりする。
他、ドラクロワ、ブラマンクの作品なども、興味深く、
ピカソ、ブラックへの流れも面白かった。
◇
マーマレードは、今日仕上げて、
恒例の逆立ちをしています。