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観劇と皿うどん部部活

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宣伝文などを書かせていただいた「坂の上の家」の
東京公演を拝見してきました。
ロビーにメインビジュアルの原画が飾られていて、
うっとり眺めつつ、感慨に浸る。
昔、芝居の制作をしていた時は、本番も大変でしたが、
宣伝物の仕事になった今は、早くに仕事をして、
本番の時は、じっくりと作品を観させていただく形です。
自分の書いたものが、作品の本質に沿っていたかどうか、
それを確認するときでもあります。

今回の公演は、可児市の制作。客席へ入ったら、


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全部の席に、可児の薔薇の花が一輪ずつ置かれているのでした。

なんと素敵な。

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毎日、届けられるそうです。それはそうですよね。
有難くいただいて、水切りして活けてあります。

関わり方は変わっても、やはり、劇場にいると、
ああ、芝居はいいなぁ、という気持ちになります。
大変ですし、まぁ…、現場にいると相当ハードですが、
代え難い「生のものの力」ってあるのです。
ホンを書く人がいて、演出する人がいて、

装置やあかりや音楽を作る人がいて、
人間か演じて、たくさんの裏方が進行を支えて、
それが、その日その場だけです。すごくアナログで、手作り。
「ひとの手」が生み出して消え、観た人の心にだけ残るもの。
・・・というのがいいんです。
公演は続くので、中身のことは書きませんが、
「坂の上の家」誠実で純粋な魅力を持った作品です。
お時間があれば、是非。

劇中に、ちゃんと皿うどんは登場しました。
観終えてから、皿うどん部部活しました。

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渋谷の「長崎飯店」。「皿うどん」とオーダーすると、
固いのが良いですか、柔らかいの?と訊かれる本場式です。
この金蝶ソースも本式です。

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「固いの」を頂きました。

お野菜と魚介(何と牡蠣まで)たっぷりで、
とても美味しい皿うどんでした。

金蝶ソースはスパイシーで、合うんです、これが。
お店はすごく不思議な場所にあり、

うーん、見落としていたなぁ…と反省しきりです。

病状わるく、行けないかと思ったけれど、
公演を観られて、良かったです。ほっとしています。
遠くからいらしてくださった先輩も、ありがとうございます。



by tsunojirushi | 2017-11-07 18:34 | 日々の出来事 | Trackback