2017年 09月 16日
ななさんの居た七月・前篇
6月14日、
子猫を拾いました。(捕まえた。んですが彼女にとっては)
その記録です。書いておきたかった。
まず、鳴き声を聴きました。3日前くらいから、かすかに。
時々。あれ?気のせいかな、というくらい。
それが近くで、大きく聞こえ、飛び出して探しに行きました。
お向かいの家から聞こえ、近づいたら門扉の中に。門を挟んで、
おいで、ご飯はあげるよ、と言いました。
頭のいい子で、数分で道を渡りウチの裏庭へ来ました。
でも、なかなか捕まらない。
すごく小さい。何とかしなくては、と。
蚊に刺され、身体が痛くて大変で、格闘数時間。
エアコンの室外機の上へ誘導することには成功しました。
網戸の中から、初めて撮った写真。
2017.6.14.23:51
鳴いてる。顔が汚かった。
ご飯で呼び寄せたりしていたら、外を通りかかった人に
「やめなさいよ、中途半端に情けを掛けたらかわいそうだ」
と言われました。
その数分後、お皿で近づけて、殿様が軍手でガッて。
「ねこキャーッチ」です。
緊急避難所「玄関ケージ」へ(感染予防のため)。
ものすごく、
キタナクテクサイ・・・玄関がすごい臭いに。
翌朝の写真。バッチイ・・・。顔が警戒してる。
一晩は怒っていたけれど、少しずつ落ち着いて、
安心して、お腹も足りて、
三日後、明るいとこで見たら、
あ。これは可愛いから、だいじょうぶだな、って思いました。
ブログに「三毛さん、幸せになる尻尾は捕まえたかな」って
コメントを頂いたのが、心に残っています。ほんとにそうだ。
飢餓状態だったので、少しずつごはんたべて。
本人が状況を把握できるまでそっとしていたけれど、
そしたら、少しずつ食べさせたのにお腹を壊し、
遠慮していられないので、またガッて捕まえて、獣医さん直行。
「かわいいわね」って獣医さんが。
縁付ける先を探しますよ、とおっしゃってくださった。
捕まえたついでに拭いたので、
綺麗になった(まだスコシクサイ)。
保護して4日目。6/18。
抱っこしても、もう怒らなかった。とてもびっくりした。
その後、6/24にまた獣医さん行って、
ウイルス、シロ。良かったね、とみんなで云う。
先住兄貴たち(→巻亭日常)とも接触OKなので、家の中へ。
どんどん慣れて、いろいろおしゃべりするように。
お風呂にも入って、クサイ姫卒業。
この頃、猫先輩のご尽力で、お一方、会いにいらした方がいて。
(でも、決まりませんでした)
これは保護から20日経った7/1。
すっかり仲良くなって。とても可愛い。と思う。
女の子、ほぼ初めてなので、「そうかー、これかー」って。
兄貴たちに遠慮なく飛びかかっていって、
彼女はやんちゃだったけど、それでも、
何となく柔らかくて優しい。不思議だね。
そして大物。
丁なんか、警戒を解いて部屋で寝るのに数か月かかったのに、
彼女はへーき。
これは、保護して25日め。7/9。
暑い、なながつでした。
釣り書き作ったり、優秀なる皆様に助けていただいて、縁を探す。
荻窪ポロン亭にもお願いに行って。
当の本人は、ものすごーーーく、お転婆。
そして、自立心旺盛(と見えた)。独りでも、
ずーっとずーっと遊んでる。
マキヲ兄貴に死ぬほどじゃれて、
ふーしゃーさんざん怒られて。
でも、
仲良くなって、
ほれ、この通り。(マキヲ育児疲れ中)
うちに来て一か月強、7/21。
里親サイトに載せたら、いろんな人から声がかかったけれど、
まだ、決定的な出会いはなかったころです。
(後篇に続く)