花森安治@世田谷美術館

やっと見てきました。実に見ごたえがあるので、ブログ更新しすぎですが書きたくなりました。おススメしたい。

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展示品のタグを見ていると判るのですが、まず、持っているのです、世田谷美術館が。「所蔵」が多い。ボリュームが贅沢です。満載、という印象。それがお勧めしたい理由の主たるものです。初出と思われる花森氏撮影の写真なども公開されています。整理も良くできています。
興味を持たれるもの、惹かれるものは様々だと思いますが、何しろたくさんある、ということはいいことです。会期終了が迫っているので、迷っておられる方にはおいでになることをお勧めします。砧公園の桜も咲いていますし。

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↑これは、記念写真を撮れるスポット。ここだけ、撮影OKです。土曜日にはワークショップもあります。布でコサージュを作るのと、もう一つ、自分の描いた絵で(基本、現場で花森氏愛用のオイルパステルで描くそうです)表紙を付けた「暮らしの手帖ノート」一部一〇〇円が作れるそうです。

子どものころから好きな人です。おばあちゃんちで暮しの手帖を見つけて読みふけり、中学の頃、古本屋さんで「すてきなあなたに」や「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」を買ったりしていました。もっとも好きだったのは線画です。ささいなもの、例えば、パールのネックレスを描いたカットが、それだけでうっとりするくらい綺麗だった。憧れました。ところが、作品を偏愛する割に作り手を掘り下げないという性質で、今までもまだまだ不勉強なままです。今回、見て、いろいろとまた知ることがありました。でも、細かなことはいい。一つだけ、つよく感じたこと、「表現することは大切」ということ。好きなもの、大事だと思うこと、は、どんな形ででも表現すれば、何かが残る、と。もちろん、花森さんのように成果が上がることは稀だし、私家版かもしれないし、死んだ後見つかる小さなメモかもしれなくても、でも、その断片は、誰かに、微かにでも伝わっていくものになりうるのでは、と。
そんなことをじっと思って帰ってきました。満開のこぶしの下を通って。


ー◆ー◆ー◆ー◆ー◆ー食いしん坊の壁ー◆ー◆ー◆ー◆ー◆ー


世田谷美術館は砧公園にあります。帰りは用賀に出て、(まず巨大なニトリを見る。ここは昔はポストイットで有名な3Mの会社があった場所。近所に仕事先もあり馴染みのエリアですが様変わりしてビックリ)夕飯に入ったことのないお店に寄りました。お名前は三代目米蔵さんというのですが、ごはん(お米自慢)も食べられて、お酒も飲めて、お店の方がきびきびとしていて気持ちの良いお店でした。お野菜など、素材にもこだわった家庭的なお店。お客さんいっぱいでした。
そこで、とても綺麗なお酒を知りました。

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万上が出しているものと後で調べて知りましたが、「桜ほの香」という梅酒です。ジャンル的にはリキュールになるようですが。桜の葉の香りのするお酒で、何でも松崎町(いいところですよね、伊豆のあっち側)の桜の葉を使っているのだとか。すごーーくいい香りです。今の季節にピッタリなので、どこかで見つけたら試してみてください。ネットでも売ってはいました。少ないけれど。

ごはん自慢のお店なので、〆はTKG。

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大変おいしかった。TKG(いや、たまごかけごはんですが)、大好きです。外国の方は「生の玉子なんてぇぇぇ」と思われるようですが、これを食べると「日本人でよかった」と思います。と、寄り道篇を書き足しました。



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by tsunojirushi | 2017-04-04 15:52 | ちょっといい | Comments(0)