コンビニにて

村には東京にある三大コンビニは一応あります。最近はナチュロもいっこあります。昨日はその中の一軒へ荷物を出しに行きました。坂の下にあるここのお店は、外国人の店員さんが多く、というか、私が知る限り日本人の店員さんに会ったことがなく。しかし、明るくてきぱきとしたソマリくん(仮名)は、元気よくにこやかに応対してくれます。お顔立ちとお名前からインド系の方かな。
具合が悪いから、夕方になってしまい、家から送り状に「2/28着指定」と書いて行ったのに、ソマリくん「Oh、今日もう集荷終わりました」。残念。そこで、じゃあええと、とボールペンを借りて、2/29って修正したら、ソマリくん、「その日はないんです…」と残念そうに教えてくれました。・・・おばさんの方が日本の暦を知らないよ・・・。また消して、3/1着でと書きました。
ソマリくん、ちゃんと送り状を完成させて、荷物に貼って、一緒に出したお菓子(キャラメルコーン大人味)も会計して、「またどうぞ~」と明るく送り出してくれました。偉いなぁ。はたらく青年。

帰り道にもう一軒、こんどは別のお店で、ソマリくんちで見つからなかった雑誌を買いました。レジで、「袋いいです、これに入れてください」とバッグを差し出したら入れてくれて、そしたら、レジの背の高い青年(日本産)に「素敵なバッグですね」と言われました。「え」とびっくりしてしまい、「いや、えーと、おんボロんなって、んと、ここんとこ直して、ほら、んと」って変ななりました。もっとスマートに「あら、ありがと♪」とか言えたらいいのだが、ダサい。
でも、なんか、意外だったんです。女の人は割とそういうこと、言いますよね、自然に。持ち物とか、服とか、髪型とか、いいなと思うと、「素敵ね」とか「どこで買ったの?」とか。でも、男子はあんまり、少なくとも私の周りにはいないので。いまどきの青年はそうてはないのかな、いいですよね、いいことだと思う。

そのかばん。

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・・・の持ち手。ここが擦り切れて、シャツをほどいたきれで補修をした部分です。写真はmixiから引っ張ってきました。日付を見たら、2013年でした。今はこれがまた色あせていい味出しちゃってます。この頃、まだ若かったマキヲが撮影していたらカバンに載って、

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こんなでした。子どもだーーーー!! 痩せてるーーーー!
日記なんて、とおもっていたけれど、こんなして記録に残るのはちょっと面白いですね。
もとは自由が丘で買った、それこそ、ソマリくん(仮名)のお国から来たようなものではないかしらん。そもそもカゴ類が大好き。愛用して、ボロになり、修理してから更に4年。まだ使っています。コンビニの店員さんは、こういうものが解る人だったんだなー、と思います。病人の引きこもりなので、なかなか人に出会わない。いろんなことをもっと「人から」知ったり得たりせねばいかんよね、と思ったりしています。




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by tsunojirushi | 2017-02-28 19:37 | 日々の出来事 | Comments(0)

ちょっと停滞

今週はちょっとぐわいが悪いのです…。春めいてきた陽気のせいでまず持病が悪化、全身痛い・・・、そして、治りかかっていた低音障害型感音難聴がちょっと盛り返してしまい、ボイラー音発動ボーーーー、しかも眼科の通院・・・、・・・虫歯も怪しい・・・、という、うーーーーんな状態。しかし、文言作業はあって、原稿を修正しなければなりません。他のこともいろいろしたいけれども、限られた体力ではいろいろは無理。少しずつやっています。
なので、ないものをあるものでなネタもあんまりなくって、今週作ったものと言えば、日々のごはんと(当たり前じゃ)、あとは、

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また「シャツ to 枕カバー」。いやその、洗い替えが必要で…。今回はちょっと学習して、BDシャツの見ごろを切った後、わき縫いをほどいて少し整え、前開き部分をぐるぐるっと片方に寄せてから袋に縫いました。で、剥ぎ目はプレゼントに結んであったのをとっといた(「あるもので」)リボンを縫い付けてカバー。
出し入れしやすいです。シャツはLLBean。懐かしいなぁ。当時はメールもなく、ファクスで合衆国へ注文し(当然英語)、船便で忘れた頃に届いていましたっけ。

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あとこれ ↑ 
新年早々、某氏が急須を割り、急遽、事務所に死蔵していたという金物のお急須を代用中、なのですが、持ち手の先っちょが熱伝導していて、手の不自由な私が持つと「あちっ」てなる。そこで、ご飯が炊けるまでの10分くらいでこれを制作。荒い作りは10分クオリティですから勘弁していただいて。
でも、使いやすくなりましたよ。要に迫られると忙しくても作るものだ。

日中は、少しずつご依頼品に取り組んでいます。気長にも「春までに」とおっしゃっていただいたのに、もう春じゃないかっ。今月はまた突然終わる2月なので、とても困っているのです。
どれか一個でも不調が治らないかなぁ…。しくしくしく。

そうそう、もう春なのに、裏起毛デニムなるものを買ったのですよ、何しろあれですよ、若ぶってデニム履こうにも、年寄だから寒くって…。下にモモヒキ重ねると動きづらいし。

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こんなのです。上で書いた眼科通院に履いて行って、診察室の前で撮りました。待ってて暇だったから。検査で瞳孔拡散しているから、本とか読めないんですもの。それでも無理やり仕事していましたが。デニム、あったかいです。モモヒキプラスには負けるけど、都内の寒さなら大丈夫(那須は無理かも)。昔はリーバイスとか正統なデニム以外はイカーンみたいに思っていたけれど、婆さんになったら楽ちんなのが一番です。もー、全然こだわりませんっ。のびるデニムは楽ですからねぇ。
こうしていろいろ、「何でもよく」なっていくのかなぁ、人間は、などと、倒れつつかんがえています。



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by tsunojirushi | 2017-02-25 21:07 | 縫いもの・拵えもの | Comments(0)

炊飯器をいただく

父がお釜をくれた。・・・あれかな、少しばかりはお手伝いしたから、御礼のつもりかな、やだなぁ…。水臭いでござる。
たしかに「ウチのは化石だ」とは言った、何かの話のついでに。だって、これだもの。

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みなさま、その昔、炊飯器は丸かったのですよ。父は覚えててくれたのか、炊飯器新調に当たり、おんなじのを二個買って、一個送ってくれたんだそうだ。お釜は両親とお揃いになったわけです。
新しい炊飯マシーンは、


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玄米も上手に炊ける。すごいなー、この進化。朝から晩まで炊飯器を研究して作っている方がおいでなのだもの、当然ですよね。
ただ、新しくなったら おしゃもじ立ての記事 ←ここで作った「おしゃもじホルダ」が使えなくなりました、がーーん。「新」は筐体が樹脂でマグネット付かないのでした…。
と、その話をこないだ行ったとき父にしたら、空き缶のとこから何か出してきて、トンカンしていたと思ったら、こんなのくれました。

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バンホーテンの(違)おしゃもじ立て。うーむ…。「このままだとあれだから、布を貼りなさい」という。布は大変なので「布テープ」の可愛いのを貼ってみた。

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便利便利。以上、お釜にまつわる「ないものをあるもので」親子コラボ篇、でした。お粗末さまです。

ちなみに、「新」ちゃんは、パンが焼けたり、温泉卵もできる! 素晴らしいぞ。父は「そんなコースはない」というが、そこはおんなじ釜の飯を食っているので、「ありますよ」と教えてあげられる。メールで下の画像を送ってあげました。やってみたかな。

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お水と卵を入れてピーッていうまで22分待つだけで、「ここは草津温泉かーー」という優秀な温泉卵が出来上がります。

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見よ、この輝き。温泉卵好物なのですが、なかなかうまくできなくって、買ってきたりしていましたが、これからは食べ放題だっ。(コレステロール問題は別として)
夏に、冷麦のおつゆに入れるのがとても好きです。もうじき春。きっとまた難病ぐわいわるくなるけど、あれを食べたいから、夏まで頑張って生きなくっちゃ。


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by tsunojirushi | 2017-02-20 13:38 | 日々の出来事 | Comments(2)

視覚暖房

「ほっ」と。フォトコンテスト


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バナーに惹かれてうかうかと応募してみる。かわいいアイコンなんだよね、これが。
布団の上に掛けてあるフリースの袖毛布が好きで。いち早く載って寝てしまう。後から行く人間は、何とか空きスペースにもぐりこんで寝る。です。人間は二の次。
彼らの寝ている姿の無心さにはほっとしますね。見ているとしぼんだ気持ちが膨らむような気がすることさえあります。寝ているだけで人を回復させられるなんて凄いねぇ。
寒いけど、少しずつ、陽射しが春の顔つきになってきましたね。




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by tsunojirushi | 2017-02-17 12:04 | 日々の出来事 | Comments(4)

那須にある春

またしても、春まだきの那須へ。旅なんて、必要に迫られたらできるものですね。何年間も、どこへも行ったことなかったのに。
那須は冬です。いや、全国的に冬ですが、寒さが東京と違います。

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景勝名所、松林。近年は松くい虫でけっこう被害が。生命体はいろいろとある。しかし、どんなものも「たましい」である以上、仕方ないこともある。
病院付添やら、家事やら、して合間に庭に出てみる。

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けっこう雪です。父の長靴が、かっちょええね、と言ったら「柚子のとげで前のを破いちゃって買ったんだよ」とのこと。せっかくなので、友人が下さった「もんぺ」も履く。

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もんぺver. 北国の春、だなあ。そんなことをしていたら、梅が咲きそうなのでむかごの蔓を撤去してくれまいか、と頼まれる。試みる。・・・大変だったのこと。
しかし、手入れをされた梅はすっきりとして、春への準備万端と言う感じに。

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蕾がいっぱいだ。もうじき咲くね。ここの庭の梅は、はるばる横浜から「飛び梅」宜しく移植した物。自分で飛んできてくれたらどんなにか助かりますが、道真ほどの人徳がないとそうはいかないので、陸路で運びました。
でも、しっかりここに根をおろし、白梅の方はたくさんの実を付け、長きにわたり梅干しの材料になってくれています。
殿様もお見舞いにやってきて、

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こちらの庭で獲れたふきのとうを運んできて、蕗味噌を作ってくれました。飛びふきのとう、みんなで食べた。春の味。那須にはまだかけらも出ない、ふきのとう。在来線で4時間弱の距離が、春との距離を大きく左右しています。




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by tsunojirushi | 2017-02-14 17:42 | 日々の出来事 | Comments(4)

那須にて発見した父の新作。
お茶を入れようかと茶筒をあけたら、こんなのが出た。茶匙ですが・・・。

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む。も、もしやこれは。「作りましたね」(しかもさんま缶で)。
父曰く、「やー、桜の皮の(茶筒と揃いということ)が入ってたんだけど、どうもお茶っ葉と一緒に急須に入れちゃって、それでそのまま捨てちゃたんだよね、たぶん。それで不便なんで、作ってみた。カーブはヤスリかけたよ」

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R(曲線を指します)の付き方といい、さすがは機械工ですな。しかし、さんま・・・。ないものをあるもので、ど真ん中だなぁ。あ、前回の記事はこちらないものあるものDNAです。

ついでに母が使っているメガネケースも撮りました。

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えー、作者、不肖わたくしです。だいぶ前にあげましたからくたびれ気味ですが。母はバラの花が好きなので、バラをモチーフに刺し子。フリーハンドなので、かなりいびつですけれど、「味」と言い張ろう。見えませんが裏も薔薇の花のリバティプリントです。これの先代も子どもの頃の私が縫ったものでしたが、ボロボロになったので数年前に頼まれて縫ったのがこれ。とはいえ、実は母は服飾の短大を出た筋金入り。今は人間が丸くなりましたが、その昔は洋裁をちょっと習おうもんなら鉄拳が飛ぶスパルタ式でしたので、愚娘はあまり縫ったものを見せたくありません…。ダメ出しが怖くて。これもバイアス凸凹してるしなぁ…いや、母は何も言わず愛用してくれていますが。
若い頃、自分で縫ったスーツやコートを先日処分したと言っていて、ボタンホールが額縁に仕上げてあったり、寸分の狂いもない仕上がりに自分で感心した、と申しておりました。さもありなん、昔々はチャコで線を引いてそれをわたくしがちょきちょきと切っておりますと、「どこを切ってるの?(線の)真ん中を切るのよ」と言われました。チャコの線のコンマ数ミリの幅のセンターを切るようにとの教えなのです。大体において、親子で物を教わるのは感情的になってダメですよねー。世襲の方たちなんて、どうしておいでなのてしょうか。キビシイ先生でありました(遠い目)。

いろんなものを子は親からもらうものだと思います。動物が好きなのは父から。音楽と絵と植物は二人とも好きなので両方から貰いましたし、食いしん坊もどうも遺伝な気がします。


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by tsunojirushi | 2017-02-07 17:11 | 日々の出来事 | Comments(0)

写真好きの血

第一回プラチナブロガーコンテスト(自由部門)


父親が体調を崩したため、ここしばらく、両親の住む家を訪ねています。わたしは運転もできず、残念な病気持ちで体力も財力も、ないないづくしで、救援に行ったところでほとんど役に立ちません。つまらんことしかできないなりに、様子を見に行っています。
先週、とりあえず状況が落ち着いたのと、私も仕事がこちらにあるので、いったん帰京、その足でお茶の水のギャラリーバウハウスで開催されていた小瀧達郎さんの展示にゆきました。最終日滑り込みで、本当はもっと早く行きたかったのですが、前述のような日々なので。
写真展は素晴らしく、心に沁み込むような作品を見せていただきました。思いがけず、ご本人が在廊されていて、お話を少し伺えるという僥倖も。昔から心惹かれていた写真家さんにお目にかかれて、それはもう素敵な方で、コーフンして帰ってきました。今回発表された写真は古いライカで撮られたものも多く、そこには、古いレンズの曖昧さに惹かれるから、というお考えがあるようでした。たしかに、人間の目は優れたデジタルカメラのように細部までとんでもなくシャープに見ているわけではなく、見る時の心理に因っても、見える要素、見えない要素が混在する。自分なりの解釈ではあれど、「そうだよなぁ」と深く感銘を受けました。
私見ですが、写真は「切り取るもの」とやはり思っています。職業で正確に撮る場合は別として、まず「これだ」という光景を見つける感性ありきかな、と。味のある面白いものに、カメラを向けられるセンス、というのか。それを撮る技術はもちろんあるに越したことはないけれど、センサーや発想力が先ではないかな、と思うのです。まぁ、それは、どんなことについても一緒か…。
なので、力いっぱい作り込んだ写真よりも、ひとつの光景を見出してとらえ、そこから濃密な物語が立ちあがってくるような、そういう写真が好きです。

写真は、父の趣味で、父から教わった愉しみの一つです(下手ですが)。小学生の時にお下がりでオリンパスワイドを譲ってくれ、手ほどきをしてくれました(そこから成長せず)。

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父に付き添って行った病院の窓からは木々の姿が望め、その向こうに遠く山波が見え「きれいなとこだね」と話して写真を撮りました。
診察や検査、なかなか長く待たされたので、待ちながら、父といろいろ話をしました。写真のことも。「切り取る」からキャパのことになり、父が「ノルマンディーのあれなんか(ちゃんと撮れてはいないけれど)すごいよね」と言い、私も「そうだよねぇ」と。
誤解のないように補足すると、キャパのような衝撃的な報道写真だけがいいと言っているのではなくて、写真の持っている「ひとつの大切な力」についてかんがえています。作り込むのではなく「切り取る」ことや「見出す」こと。

ほとんどまったく役に立たない娘だけど、でも、せめて、キャパのことを話せる人で良かったかな……と今これを書きながら、図々しくも思ったりしています。



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by tsunojirushi | 2017-02-03 23:39 | 日々の出来事 | Comments(0)