飛ぶ帽子

もう雪とか降りましたけども(関東)。
この夏、生まれて初めて買ってかぶった帽子が「カンカン帽」です。ずっと、かぶってみたいと思っているうちに婆さんになったのですが、夏の初め、道端で500円(税込)で売っていたこともあり、この世の未練となってはいかんので導入してみました。こんなのです。

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もう寒いし無用ですが、これは先日、カタログ撮影用にお貸しするため梱包したの図、です。何しろ印刷物は季節が早く、もはや春夏。雑貨のカタログを作るのに小道具として(本来の仕事としては文言を書くわけですが協賛)お送りしました。

さて、カンカン帽、初めてかぶってみて衝撃的だったのが、その「驚異の飛翔力と滞空時間」です。
ちょっと大きいのかもしれないが、浅いので(だからこそ、馬よりも馬面の私に似合う)ちょっと風を受けると飛んでしまう。それも、足元に落ちるならいいが、まるで「人間の証明」さながら←解らない、遠~くへ飛んでしまう。
一度など、自転車で交差点で停まったら、大風が来てカンカン帽は飛び、ふわーーーり交差点を越え道の向こうへ。あちら側で親切な男性が拾ってくれたのですが「すみませーん」と言った直後、信号が赤に。その方、この帽子を持ったまま、ずううっと信号を待つ羽目に。地獄のようにいたたまれない(しかも周囲から冷たい視線)数十秒の後、道の真ん中で平身低頭で受け取り、親切な方は戻ってゆかれました。はー。
自転車の時は止めよう、ぜったい、と思うのに、脳の老化でまたかぶってしまう。そして、また都バス、違う、飛ばす(どういう予測変換だ)を繰り返し、かといって、今どき「顎にゴムでかける」のもなぁー、という、かぶってみて初めて知るカンカン帽の恐ろしさ、なのでした。これからかぶろうと考えておられる方はご留意を。
昔のレディは「ハットピン」なんてお使いですね。オサレですね。現代においては、襟と帽子をクリップでつなぐ器具もあるけれど…あんまり素敵じゃないし。ゴム…は小学生みたいだし。あれは汗を吸ってしょっぱくなるんだよなぁ。←舐めたことがある。来年まで生きていたら、またかんがえます。

帽子を詰めた箱は、村のスーパーでジョン・マルコビッチみたいな店長さんが「どのくらいの?これなんかどう?」って、親切に探してくれたもの。おみかんの箱なので超頑丈。申し分なし。
でも、詰めていたら、猫たちが点検にやってくる。なんでだろう。

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なんか臭いますか?

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え、君もですか。
うっかりしていると入り込んで千葉県まで旅をしてしまいそうなので、早々に蓋を閉めました。飛ぶ帽子、撮影で役に立つといいなぁ。


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by tsunojirushi | 2016-11-26 20:13 | 日々の出来事 | Comments(0)

続・マルシェの思い出

千葉県までマルシェにでかけてゆき、買ってきたものと美味しかったもの篇。バスのことを前項に書きましたが、高速バス、浜松町から銚子へゆくバスです。浜松町の出発時は粛々としていますが、つぎのバス停の八重洲では、外国からの爆買い?の皆様が大挙して乗ってくるのでそらもう大変です。このバス、途中で「酒々井プレミアムアウトレット」に寄るのです。

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これは、高速道路から見える、葛西臨海公園の観覧車です。アウトレット、私はいつも仕事で乗るので降りたことはありません。皆さん片言の日本語でバスに乗り込み、酒々井でまた一斉に降りて行きます。私は家から持って来たおむすびを座席で食べ、香取で降りて、この度はマルシェへお邪魔したわけのでした。

さて、マルシェでは、Y先生の大道芸も見、スイス漆喰体験もしましたが、お買い物も買い食いもしました。その現場を、B先輩が知らぬ間に撮っていてくれました。

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撮られているとも知らず、う〇こ座りで古道具を見ている。目覚まし時計。ちょっと素敵だった。いや、買えない。そもそも昔の時計というのは音響の面で危険です(すんごいカッチコッチ言ったりする)から。
そして、布小物のお店でも、

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うん〇座りしてまた何かを夢中で見ている。手編みのニットを見ていました。こちらは布で拵えたバッグとかポーチとか素敵なものを売っていて、そして、お店を出しておられる方のお母様が編まれるというカギ針編みのニットも置いていらしたんです。それが、すごく良かった。昔ながらの模様編みで、でも、決まりがなくて、個体差がいろいろあって。糸も自由に好きな糸で編んでおられるし、サイズもいろいろ。形も、丈が少し長かったり、模様編みの柄が違ったり。どれも素敵で、いろいろ着てみたりして迷う。でもお店の皆さんと協議の結果(笑)、これが似合うということに。

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家で撮りました。これ、写真を撮るのが難しくて、もう少しくすんだシックなブルーです。小さなひらっとした半袖が付いたカーディガン。洋服は買わないことにしています、極力。あるものを着る。物もあるものを使う。でも、千葉県まで行って(東京から来たと知って、お店のおねいさんたちが「えーーー!」言いましたw)、せっかく好きなものに出会ったのだし、記念に、と買いました。
何より、80代のお母さんが編まれる、というのが良い。達人である先輩の物、しかも、高飛車でなく、ごくふつうにハンドメイドをなさっている感じがいい。まだ着ていないのですが、生きているうちに着なくちゃ。楽しみです。

他には、可愛いクッキーを買ったり(撮らずに差し上げてしまった)、マフィンを食べたりしました。

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マフィン。おいしかった。

マルシェの後は、B先輩が海の方の温泉に連れてってくれました。楽しかったなぁ。帰りはお腹が空いて、ドライブイン永田というむちゃくちゃお魚の旨い定食屋さん(で、いいのかな)へ。「今日のおすすめは鯵ですよ」っておばちゃんがおっしゃるので、素直に頼む。

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見よ! この輝き。これで1000円なんですよ! 信じられないコスパですよ。千葉県良いなぁ、住みたいなぁ、って思うのはこんなときだったりします。館山とか、いいなぁ。お肉にあまり興味のない体質なので、海のそばに住みたいとやっぱり思います。千葉はお野菜も美味しい。三浦半島とか、伊東もいいけども…(夢想)。

そんな、いろいろと楽しいオマケが付いたマルシェでした。 連れてってくれた先輩たち、ありがとう。以上、千葉県のマルシェの思い出でした(敬礼)。



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by tsunojirushi | 2016-11-21 23:42 | 日々の出来事 | Comments(2)

マルシェの思い出

「秋はマルシェに」って書こうとしていたら、冬になっちゃいました…が、先月はお仕事をいただいている千葉県は香取市のマルコーホームさんのマルシェに行ってきました。すっかりお馴染みになった高速バス、小見川線に乗って。バスはほんとにらくちんです。
お仕事ご一緒のB先輩がバス停まで迎えに来てくれて、いざマルシェ会場へ。おおおお、いろんなものがあるーー。

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お天気が良くて、空気も良くて、立派な手作りのマルシェ看板(撮り忘れました…)が輝いています。広い会場には美味しいもの(オーガニックの飲み物とか、お菓子とか、カレーとか)、素敵なもの(ハンドメイドの雑貨やお洋服、布小物、焼き物、アクセサリー、古道具など)さまざまなお店のテントが立ち並び大盛況です。お仕事ではADでもあるY先生は大道芸でご出演。これは登場シーン。

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かわいいお人形たちがぞろぞろ。子どもたちが大喜び。お人形、みんないいんですが、私はこのライオンちゃんのファン。風にたなびく立派なたてがみ。

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このね、手作りの遊具も素敵なんでした。Y先生は画家でもある。なんと多才な。今日は鼻ついてて金髪で外国人になってるしな。

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そして、もちろん、ハウスメーカさんのマルシェですから、木製品の即売から、木の小家具のワークショップ、贅沢な木の端材なども用意されていて、DIY好きの人にはぴったりなのです。
中でも、是非やりたかったのは「スイス漆喰体験」。

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しっくいは日本にもありますが、スイス漆喰はその輝くような白さが特長。しっくいは山から切り出される天然素材で、壁などに使うと呼吸して湿度を調節したり、空気を整えてくれる働きを持っているとか。先人の知恵ですね。昔からとても興味のあった建材に触れられるというので、やる気満々で臨みました。(写真はB先輩が撮ってくれましたw)

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柔らかさは、えーと、ジェラートくらい。触ると気持ちいい。これを、左官屋さんの鏝で塗って行きます。最初は意外にもザリザリする。でも、不思議なことに重ねていくとなめらかな感触になります。砂から豆腐へ。

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最後に鏝で表面にニュアンスを付ける作業をおそわって終了。これは体験なのですぐ剥がして別の方が塗りますが、このままにすれば数日で堅牢な壁になり、基本的には半永久的にもつのだそうです。
木のことや建材のこと、ほんの少しこちらのお仕事で学びましたが、実に面白いです。特にこちらは天然素材を大切に考えておられるメーカーさんなので、興味深いお話が聞けます。

マルシェ、運営進行は大変だと思います。でも、とても楽しかった。遠いからなかなか伺えないけれど、また行きたいなー、と思っています。お買いものした素敵なものは、次の記事に書く。長くなっちゃうので。



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by tsunojirushi | 2016-11-16 22:12 | Comments(0)

セルフカスタマイズ

数年前にカバンを縫ったんです。那須の「こと葉」さんという素敵なごはん屋さんで木のボタンを買い、それを活かすために、三軒茶屋の道端で大昔に買ったデニムを使って。
こんなのです。

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「バッグなんて物が運べたらいいのだ。手で持ちきれないような量の時」とかんがえていたので、じつにシンプルなものです。ストラップの裏には昔(みんな昔)カーテンを縫った端切れを使いました。なのですが、↓この部分がブチッと。

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丁(猫)がやりました。その顛末は、その当時mixi人でしたので、詳しく読まれたい方(おいでにならないとしても)向けにリンク貼ります。
mixiの日記(作った当時)

で、この後もこの部分がやはり弱くて、再び切れました。今度は猫関係なく。そこで今回は構造を変えてこんな風にしました。

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封筒の口を閉めるのに用いられている手法ですね。閉めるとこう↓

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トンボ玉も紐も在庫。「あるもので」てきとうに。この方式の利点は、サイズ調整が可能なこと。ループと違い紐は長さが自在なので、中身がたくさん入った時と少ない時に留める位置が変えられます。
そんな風にセルフカスタマイズ。ものを作ったり縫ったりすることのモチベーションに大きくあるのがこの「カスタマイズ」です。使い勝手、着心地、食べ物の味、好きな風にしたい。そこがけっこう原動力だったりします。

バッグ用に紐を出したので、ついでにこんなものも縫いました。

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レレレのおじさんに似ている・・・。で、これに付けるのが、百円屋さんのセリアさんにて見つけたこれ。

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見つけた時「おおおおお」と思いました。小さくシンプルで美しい! しかも、力持ち。素晴らしい。で、これを取りつけて、

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こんななりました。なんか万歳してるみたいで姿が愛らしいなぁ。おしゃもじを新しく買ったら、お釜に純正で付いているフックに通らなかったんです、持ち手が。それで、考えたもの。一回試作して失敗し、二回縫いました。こんなものに、バカだね―、と思っていますw
でも「ここにこんなものがあるといいな」「ここがもう少しこうだといいな」というのを、自分用にも頼まれた時もエネルギーとしています。


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by tsunojirushi | 2016-11-11 13:43 | 縫いもの・拵えもの | Comments(0)

美味しかったハガキ

究極に「ないものをあるもので」なネタです。しばらく前に、レトルトカレーを頂きました。今たいへん人気のある「ご当地カレー」ですね。友人を介しお二方から、わたくしのカレー好きを認定くださっての賜りものでした。
一個は佐賀県のビーフカレー。一個は石川県のトマトカレー。しばらく前に千葉県のピーナッツカレーも頂きました。これは直接感想とお礼を申し上げたのですが、遠方ですとそうもいかず。そこで。今回はお便りを出しました。「感想ハガキ」を作って出す、です。
まず、パッケージからハガキのボディを切り出す。

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そしたら、ハガキ用の用紙を糊で貼って裏打ちする。しなくても書けますけれど、色が大体にして再生紙の色なので、ちょっと美しく。そして頑丈に。

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美味しかった感想と御礼をしたためて。切手を貼って投函。

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佐賀県のカレーは、もっと濃厚なのを予想していたら、意外にも非常に優しいまろやかなカレーでした。石川県のはトマトの旨みが効いてこれはなかなかの名品です。
パッケージ、ほんとにマニアな方はきちんと保存なさるのでしょうが、そこまでは。しかし、捨ててしまうのでは惜しい。しっかりした紙だし・・・と考えていて、「美味しくいただきましたハガキ」にしたら、少しく活かされて良いのではないか、と発想しました。

年賀状の売れ行きは年々減って大変そうですが、ハガキって、封書ほどの圧迫感がなく、郵便受けにヒラリと入っていると嬉しいものです。私は好き。そうそう、大好きなハガキがあります。鎌倉は六地蔵の古書店「公文堂」さんで売っているもの。

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夏に使う前に記念撮影したもの(出すとなくなるので←当たり前)。「手摺木版はがき」というようですが、鎌倉に行くと買ってきます。ひとつひとつに作家さんの落款があるのですが、私はこの「朝」の落款のが好きです。センスが素晴らしい。いろいろある中からなんとなく「いいな」と思うものを手に取ると、同じ落款なのです。作者など詳しいことを調べたもののよくわからず、引っ込み思案なので本屋さんにも訊けず。ひっそりとファンをやっています。本屋さん自体も、とても素敵なのです。また鎌倉行きたいな。


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by tsunojirushi | 2016-11-05 18:26 | 美味しいもの | Comments(0)