2018年 02月 20日
穴が空く
シャツに
穴空いた。20年くらい着ているけどさ。
好きだったんだよ、サーマルシャツ。サーマルに花柄って
好物なんだ。ももひき(レギンスか)とか可愛いよね。
殿様がもう捨てろって。たしかにもう全体が
ひょろびり
だよね。ひょろびりっていうのはね、どうも下町スラング
らしいんだけど、落語にも出てきてその由来によると、
「ひょろっ」とよろけたら、「びりっ」といく ほど襤褸。
ってことだってさ。
最近これも破けたよ。
座布団カバー。
履きつぶしたデニム、シャツのぼろ、ほか、
あらゆる青いキレをつぎはぎしたもの。
地道に縫った。懐かしい。
あ、枕カバの残り生地も入ってる。布の耳も。
すごく昔に縫って水を幾多くぐったから、すっかり
褪めた。スーパーウォッシュだ。
新品(といっても着古しなんだけど)
の時の写真はないかとmixiへ探しに行ったら、
あったけど、ぷすお(正式名称:にぃに)が
載ってた。これが好きだった。
日付を見たら、2011年で、びっくり。
このカバーを縫った、その春、地震があって、
それからマキヲが来て、
翌年の3月の末に、にぃには亡くなった。
もう、そんなに前なんだな・・・。
濃かった座布団が、薄くなるだけ
刻が経ったんだよ、としみじみします。