2018年 01月 18日
七福神の帽子
(ちなみにこの技はSちゃんの旦那さんが教えてくれました)
で、そのHPの少し前のブログ記事。
最近、諸般の事情で頭が寒い殿様、にわかにお帽子ブームです。しかし、問題は、脳みそが詰まりすぎていて、堂々の60㎝サイズ。なかなか合う帽子がない。(夏はわたしがこんな感じの帽子を縫いました)
そこで、密林かどこかで特大のキャスケットを密かにポチり、さらに事務所で秘密裏に受け取り、Sちゃんの留守を狙って、独りでこっそり装着してみたらしい。そしたら・・・、というお話。
わたしはこれを後から聞いたのだけど、たいそう笑いました。
ちなみに、これは町のお蕎麦屋さんで見つけた手ぬぐいですが、
つまりこれだよね。
そんなわけで、巨大しいたけ帽は、極秘の試着で腰を抜かした殿様が、ひっそりと返品し、実際にかぶった「衝撃の姿」は誰も見ず幻となってしまったのでした。残念。
その後、なんとか合うものをまた見つけて、これをお召しになっている。
ニューヨークハットというメーカ(ここの帽子は素敵です)の。
ちなみに、最近、偶々私もキャスケットを買ったのですが(安かった)、届いてみたら、ふくらみが大きかった。かぶるサイズはぴったりだけど、これもちょっと大黒天。
そこで、
まず、裏地をほどいて、表地の縫い目を確認。
この縫い代を少しずつ縫い込んで増やし、要は表面積を削る。
全部で6枚あるので、少しずつ削ってもけっこう縮む。洋服の身幅を大きくしたい時も×4なので、数ミリで違って来ますよね。
完成品。
コンパクト目のキャスケットに。東大病院に行ったときになんとなく撮ったから、ヘンな写真だけど。
こんな地味なことばっかしています。でも、帽子は好き。